
2021-05-27 09:00
その他
愛犬が自宅で感じるストレスは?早めに気づくためにチェックしよう!

新型コロナウイルスの感染拡大により、不安やストレスを感じる飼い主さんも多いと思いますが、愛犬ちゃんはそんな飼い主さんのストレスを敏感に察知し、その影響で愛犬ちゃん自身のストレスとなることもあります。
ワンコにも私たち人間と同じように心があり、ワンコならではの感情や鋭敏な感覚があります。
そのため、私たち人間には気づきにくい日常生活の中での様々なワンコのストレスがあります。
慢性的な下痢や嘔吐、痒みなどの症状は心理的ストレスによって起こりやすく、体の検査を行っても異常が見つからず治癒しないということもあります。
大切な家族である愛犬ちゃんがストレスによって問題行動を起こしたり、病気になったりすることがないように、ワンコにとってのストレスを早めに察知し、改善してあげることが大切です。
そこで今回は『おうち時間』が多い今、じっくりと愛犬ちゃんがストレスを感じていないかチェックし、解消してあげるための【5つのポイント】をご紹介させていただきます。
ワンコは飼い主さんの感情を敏感に察知します。
飼い主さんのストレスが愛犬ちゃんにも伝染するということがスウェーデンの研究チームにより判明しています。(2019年6月6日付 学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」発表)
人が恐怖を感じると、ワンコも同じ気持ちになってしまうという研究結果が出ているそうです。
飼い主さんの恐怖だけではなく微妙な表情、声のトーン、仕草、雰囲気などを観察して感情を読み取り、同調するのです。
太古の昔から長い年月をかけて人と交わってきたワンコは、人の気持ちに寄り添う「共感性」を身につける関係にまで進化をしました。
そんな飼い主さんの不安が愛犬ちゃんに伝わると、この共感性によってワンコも飼い主さんと同じように不安となり、問題行動を起こしたり、怖がりになったり、性格が変わるようなこともあります。
また、「飼い主さんの苦痛を解消して助けたい」との心配もワンコのストレスとなります。
家族間の喧嘩も勿論、愛犬ちゃんの大きなストレスとなります。
コロナ禍で人間社会に様々な不安が増えた今、さまざまな悩みをお持ちの方も多いかと思いますが、おうちでは愛犬ちゃんの『心の健康』を意識し、できるだけ愛犬ちゃんの可愛さに癒されて、穏やかな生活を心がけてあげてください。
コロナ禍による自粛生活で、飼い主さんもイライラしたりすることもあると思いますが、つい愛犬ちゃんをきつく叱ってしまったりすることはありませんか?
ワンコは、人間の感情はわかりますが、叱られている内容は理解することができません。
愛犬ちゃんの悪戯や興奮などを、むやみに叱りつけていませんか?
ワンコには、人のように善悪の判断がつきません。また、人の2才半程度の理解力しかないと言われています。
ですから、叱られた理由が理解できないのです。理解ができないので、それがとてもストレスとなるのです。
悪戯など、ワンコにとってはとても楽しいことなのですから、それを怒られているとは到底思い及ぶことができないでしょう。
何度も厳しく叱られるとストレスが溜まるどころか、飼い主さんを嫌いになることもありますよ。
叩いたりするなんてもってのほかです。虐められているとしか受け取りません。
叱る代わりに、愛情込めて褒めて躾けるようにしてあげてください。正解を教えて「よし!いい子いい子!」と褒めてあげると、喜んで覚えます。
ワンコの聴覚は人とくらべると約6倍も大きく聞こえます。また、聞こえる音の範囲も人間の20~20,000Hz(ヘルツ)であるのに対して、ワンコは40~65,000Hz(ヘルツ)まで聞く事ができます。ですから、人に聞こえない音をいつも聞いているのです。
特にワンコは自然界にない音が好きではありません。
掃除機、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ドライヤー、工事の騒音、バイクの騒音、玩具からの音、花火などの予測できない大きな音など、人が聞き慣れている身の回りのこのような音も、ワンコには大きなストレスとなっていることがあるのです。
ですから、そのような音がストレスとならなように気を配ってあげてください。
例えば、一日中稼働させるエアコンの室外機が古く音が大きい場合は、新しいものに変えるか、ワンコの落ち着ける場所は室外機と離れた場所にしましょう。人にはそれほどでなくても、ワンコには一日中騒音を聞いていることになるのですから。
花火を怖がる子も多いです。突然とんでもなく大きな音がするのですから、怖くてベッドの下に逃げ込む子も多いですね。海外では花火大会がある日は犬用精神安定剤を飲ませることが普通となっているところもあります。
愛犬ちゃんには飼い主さんの6倍の聴力があると意識して、身のまわりの生活音をチェックし、改善してあげてください。
また、ワンコの嗅覚は人間の1000~1憶倍(反応しやすい臭いとしにくい臭いがあるため)もあると言われていますので『臭い』も要チェックです。
ワンコの嫌いな臭いの例として『化学物質』『お酢』『タバコ』『アルコール』『柑橘系』『香辛料』などが挙げられます。
ビニール系のキャリーバッグなど、化学物質の匂いが強い物は使用しないか、天日干ししてなるべく匂いを消してあげて下さい。
タバコはワンコにも受動喫煙ともなりますので、ベランダでお願いします!
夏と冬は特に温度によるストレスが考えられます。
ワンコが快適に過ごせる気温は22度、湿度は60パーセントです。
人は、暑さ寒さに応じた洋服を選んだり、エアコンをつけたり、自分で温度に対する工夫ができます。
しかし愛犬ちゃんは、飼い主さんが温度管理をしてあげなければ適切な温度の中で暮らすことができないのです。
犬種や被毛のタイプによって暑さ寒さに強いか弱いかの差はありますが、人と一緒に暮らすようになってから、適応能力が変わってきているということもありますので、愛犬ちゃんの様子をよく観察してあげましょう。
平気に見えても、只我慢しているだけかもしれません。
夏は冷房、冬は暖房を使いましょう。
また、ワンコには汗腺がなく汗をかけないので、扇風機を涼しく感じることはできません。
暑くて、寒くて、辛くても愛犬ちゃんは訴えることができません。
夏は室内で熱中症になってしまい、命の危険となることもあります。
ケージに閉じ込めたりせず、自分で快適な場所へ逃げれるようにしてあげましょう。
お出かけの際には、エアコンを暑すぎず寒すぎずの温度に設定し、つけたままにするなど、愛犬ちゃんに合わせた暑さ寒さ対策をしてあげて下さいね。
他にチェックしてあげるべきところは・・・飼い主さんの愛情でチェックしてあげて下さい!
お水はこまめに変えてあげていますか?
食事はワンコにとって最も楽しみなことです。
いつも同じ、そっけないドライフードだけですか?
歯みがきを嫌がっているのに、毎日無理矢理歯磨きをしていませんか?
忙しいからと無視するなど、コミュニケーション不足ではありせんか?
外に繋ぎっぱなしで、ずっと孤独ではないですか?
玩具も遊びもなーんにもない生活で退屈ではないですか?
等々、飼い主さんご自身が「自分がこうされたら嫌だな・・・」と思うことは、愛犬ちゃんも同じように辛くて悲しくて、ストレスを受けているのです。
この5つ目のチェックポイントは、飼い主さんご自身で探してみてあげて下さいね!
言葉を通じては愛犬ちゃんの気持ちを知ることはできません。
もの言えぬ愛犬ちゃんの幸せは、飼い主さんにかかっていますので、是非、この5つのチェックをして、ストレスになってるかなあと思われるところは改善してあげて下さいね!
最後に、ワンコのストレスサインを。
・執拗に手足を舐める、尻尾を噛んだりする
・トイレ以外の場所で粗相する
・訳もなくずっと吠え続ける
・食欲不振
・血尿、下痢、嘔吐
・目や顔をそらす
・ハァハァする
・舌で鼻を舐め続けたり、ずっと口をクチャクチャしている
・皮膚疾患やハゲができる
・あくび
・破壊行動
・尻尾を延々と追い掛け回す
・同じ場所を行ったり来たりする
などがあります。
このように、ストレスは愛犬ちゃんの心身の健康を損ないます。
このサインを出さなければならない前に、早めのチェックと改善で、飼い主さんも愛犬ちゃんも快適な『おうち時間』を過ごせるようにしましょう!
ワンコにも私たち人間と同じように心があり、ワンコならではの感情や鋭敏な感覚があります。
そのため、私たち人間には気づきにくい日常生活の中での様々なワンコのストレスがあります。
慢性的な下痢や嘔吐、痒みなどの症状は心理的ストレスによって起こりやすく、体の検査を行っても異常が見つからず治癒しないということもあります。
大切な家族である愛犬ちゃんがストレスによって問題行動を起こしたり、病気になったりすることがないように、ワンコにとってのストレスを早めに察知し、改善してあげることが大切です。
そこで今回は『おうち時間』が多い今、じっくりと愛犬ちゃんがストレスを感じていないかチェックし、解消してあげるための【5つのポイント】をご紹介させていただきます。

飼い主さんのストレスが愛犬ちゃんにも伝染するということがスウェーデンの研究チームにより判明しています。(2019年6月6日付 学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」発表)
人が恐怖を感じると、ワンコも同じ気持ちになってしまうという研究結果が出ているそうです。
飼い主さんの恐怖だけではなく微妙な表情、声のトーン、仕草、雰囲気などを観察して感情を読み取り、同調するのです。
太古の昔から長い年月をかけて人と交わってきたワンコは、人の気持ちに寄り添う「共感性」を身につける関係にまで進化をしました。
そんな飼い主さんの不安が愛犬ちゃんに伝わると、この共感性によってワンコも飼い主さんと同じように不安となり、問題行動を起こしたり、怖がりになったり、性格が変わるようなこともあります。
また、「飼い主さんの苦痛を解消して助けたい」との心配もワンコのストレスとなります。
家族間の喧嘩も勿論、愛犬ちゃんの大きなストレスとなります。
コロナ禍で人間社会に様々な不安が増えた今、さまざまな悩みをお持ちの方も多いかと思いますが、おうちでは愛犬ちゃんの『心の健康』を意識し、できるだけ愛犬ちゃんの可愛さに癒されて、穏やかな生活を心がけてあげてください。

ワンコは、人間の感情はわかりますが、叱られている内容は理解することができません。
愛犬ちゃんの悪戯や興奮などを、むやみに叱りつけていませんか?
ワンコには、人のように善悪の判断がつきません。また、人の2才半程度の理解力しかないと言われています。
ですから、叱られた理由が理解できないのです。理解ができないので、それがとてもストレスとなるのです。
悪戯など、ワンコにとってはとても楽しいことなのですから、それを怒られているとは到底思い及ぶことができないでしょう。
何度も厳しく叱られるとストレスが溜まるどころか、飼い主さんを嫌いになることもありますよ。
叩いたりするなんてもってのほかです。虐められているとしか受け取りません。
叱る代わりに、愛情込めて褒めて躾けるようにしてあげてください。正解を教えて「よし!いい子いい子!」と褒めてあげると、喜んで覚えます。

特にワンコは自然界にない音が好きではありません。
掃除機、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ドライヤー、工事の騒音、バイクの騒音、玩具からの音、花火などの予測できない大きな音など、人が聞き慣れている身の回りのこのような音も、ワンコには大きなストレスとなっていることがあるのです。
ですから、そのような音がストレスとならなように気を配ってあげてください。
例えば、一日中稼働させるエアコンの室外機が古く音が大きい場合は、新しいものに変えるか、ワンコの落ち着ける場所は室外機と離れた場所にしましょう。人にはそれほどでなくても、ワンコには一日中騒音を聞いていることになるのですから。
花火を怖がる子も多いです。突然とんでもなく大きな音がするのですから、怖くてベッドの下に逃げ込む子も多いですね。海外では花火大会がある日は犬用精神安定剤を飲ませることが普通となっているところもあります。
愛犬ちゃんには飼い主さんの6倍の聴力があると意識して、身のまわりの生活音をチェックし、改善してあげてください。
また、ワンコの嗅覚は人間の1000~1憶倍(反応しやすい臭いとしにくい臭いがあるため)もあると言われていますので『臭い』も要チェックです。
ワンコの嫌いな臭いの例として『化学物質』『お酢』『タバコ』『アルコール』『柑橘系』『香辛料』などが挙げられます。
ビニール系のキャリーバッグなど、化学物質の匂いが強い物は使用しないか、天日干ししてなるべく匂いを消してあげて下さい。
タバコはワンコにも受動喫煙ともなりますので、ベランダでお願いします!

ワンコが快適に過ごせる気温は22度、湿度は60パーセントです。
人は、暑さ寒さに応じた洋服を選んだり、エアコンをつけたり、自分で温度に対する工夫ができます。
しかし愛犬ちゃんは、飼い主さんが温度管理をしてあげなければ適切な温度の中で暮らすことができないのです。
犬種や被毛のタイプによって暑さ寒さに強いか弱いかの差はありますが、人と一緒に暮らすようになってから、適応能力が変わってきているということもありますので、愛犬ちゃんの様子をよく観察してあげましょう。
平気に見えても、只我慢しているだけかもしれません。
夏は冷房、冬は暖房を使いましょう。
また、ワンコには汗腺がなく汗をかけないので、扇風機を涼しく感じることはできません。
暑くて、寒くて、辛くても愛犬ちゃんは訴えることができません。
夏は室内で熱中症になってしまい、命の危険となることもあります。
ケージに閉じ込めたりせず、自分で快適な場所へ逃げれるようにしてあげましょう。
お出かけの際には、エアコンを暑すぎず寒すぎずの温度に設定し、つけたままにするなど、愛犬ちゃんに合わせた暑さ寒さ対策をしてあげて下さいね。

お水はこまめに変えてあげていますか?
食事はワンコにとって最も楽しみなことです。
いつも同じ、そっけないドライフードだけですか?
歯みがきを嫌がっているのに、毎日無理矢理歯磨きをしていませんか?
忙しいからと無視するなど、コミュニケーション不足ではありせんか?
外に繋ぎっぱなしで、ずっと孤独ではないですか?
玩具も遊びもなーんにもない生活で退屈ではないですか?
等々、飼い主さんご自身が「自分がこうされたら嫌だな・・・」と思うことは、愛犬ちゃんも同じように辛くて悲しくて、ストレスを受けているのです。
この5つ目のチェックポイントは、飼い主さんご自身で探してみてあげて下さいね!

もの言えぬ愛犬ちゃんの幸せは、飼い主さんにかかっていますので、是非、この5つのチェックをして、ストレスになってるかなあと思われるところは改善してあげて下さいね!
最後に、ワンコのストレスサインを。
・執拗に手足を舐める、尻尾を噛んだりする
・トイレ以外の場所で粗相する
・訳もなくずっと吠え続ける
・食欲不振
・血尿、下痢、嘔吐
・目や顔をそらす
・ハァハァする
・舌で鼻を舐め続けたり、ずっと口をクチャクチャしている
・皮膚疾患やハゲができる
・あくび
・破壊行動
・尻尾を延々と追い掛け回す
・同じ場所を行ったり来たりする
などがあります。
このように、ストレスは愛犬ちゃんの心身の健康を損ないます。
このサインを出さなければならない前に、早めのチェックと改善で、飼い主さんも愛犬ちゃんも快適な『おうち時間』を過ごせるようにしましょう!
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