ペットと一緒

東名阪自動車道の蟹江インターチェンジから約20分の場所にある「トータルドッグケア・ティンカーベルやとみ」を訪問しました。

ティンカーベルでは、犬の幼稚園（日中預かり）やホームステイ（ホテル）、グッドマナードッグスクール等を行っています。

また、幼稚園やスクールに通っていないワンちゃんでも利用できるドッグランがあります。
ワンちゃんの社会性は幼い時期の環境で決まると言われますが、ティンカーベルでは、人間の幼稚園と同じように、ワンちゃんに社会性を身に着けてもらう犬の幼稚園を行っています。

利用されているワンちゃんは、パピーや普段お留守番の時間が長いワンちゃん、大型犬のワンちゃん、運動不足のワンちゃんが多いそうです。

幼稚園では、ワンちゃんにとって知らないもの、怖いもの、怪しいものなど、多くの刺激を少しずつ体験して、ワンちゃんの世界をより豊かなものにしていきます。

そして、他のワンちゃんや、人、環境などの新しい機会から得られる楽しみや、人や犬同士の心の交流から学ぶ力をつけていくそうです。

また、問題行動の原因として挙げられる運動不足を解消するためのドッグランも併設されてます。

うちの犬、他のワンちゃんとうまくやっていけるかな？と不安に感じる飼い主さんもいるかも知ませんが、最初は慣れているワンちゃんと一緒に少ない頭数で遊ばせて、最終的にはみんなと一緒のドッグランに入れるようになるそうです。

基本的には、小型犬と大型犬は別々のドッグランで遊びます。この日は小型犬のワンちゃんが大型犬に慣れているのでみんな一緒のドッグランで遊んでいました。
飼い主さんがどうしてもワンちゃんの世話ができない時に預けるホテルをティンカーベルではホームステイと呼び、いわゆるトイレ以外はクレートやサークルに入れられっぱなしのホテルとは違います。

1日のスケジュールが大まかに決まっていて、その中に午前と午後に2時間近くドッグランでの遊びが入っています。遊んだ後は、顔や体を綺麗に拭いてもらい、みんな疲れて夜はぐっすりと眠るそうです。「楽しく遊んで、いっぱい食べて、ぐっすりおやすみなさい」が目標だそうです。

いきなり、ホームステイさせるのが不安な飼い主さんは、幼稚園からスタートさせると良いそうです。詳細と料金については、ホームページをご覧ください。

写真のワンちゃん、みんな穏やかな笑顔だと思いませんか？すべて違うオーナーのワンちゃんで、それぞれが楽しそうに仲良く遊んでいました。



ひと通り走って遊んだ後は、日陰に入ってまったりとしています。

これについて伺ったところ、犬は周りから学ぶ力があるため、このまったりした雰囲気の中に入ると、みんなに合わせて「犬付き合いとはこういうものなのだ！」自分もまったりとするそうなんです。

逆に荒々しいワンちゃんに出会い、激しく吠えられたりすると、自分も同じようにしないといけないと学んでしまうそうなんです。「犬付き合いとはこういうものなのだ！」と。

しかし、ただ犬だけをドッグランに入れて、ほったらかしにしていては、この雰囲気はつくれません。このまったりした雰囲気を保っているのはドッグランに入っているトレーナーさんなんですね。

例えば、危険な行動ではなくても相手の犬が嫌がるような行動は、きちんと未然に止めさせる。それがトレーナーさんの大切な役割なんですね。

ほったらかしのドッグランではよくあることですが、苦手なワンちゃんがいても、飼い主さんは「お互い様」と許し合って注意できなかったりしますね。

でも、ワンちゃんはそのことでドッグランが嫌いになってしまう可能性もあります。そういうことのないよう「犬付き合いとはこういうもの！」をきちんと学ぶ必要があると思いました。




私の相棒犬は、1200坪の広大なドッグランでお友達と存分に遊ばせてもらいました。料金は、人も犬も税込み270円です。

ドッグランは、目的に合わせて、大型犬エリア、小型犬エリア、トレーニングエリア、貸し切りエリア、幼稚園エリアと分かれています。初回は、混合ワクチン及び狂犬病の予防接種の証明書を受付で提示してください。

貸し切りの場合、1時間1080円、3時間以上1日が3240円です。ドッグラン内でのBBQなど、飲食は自由です。BBQセットのレンタルもあります。貸し切りは、使用日の1週間前までに予約をして下さい。
各ドッグランにタープの日よけがあります。

毎月1日、21日、31日は、「ワンデー」でワンちゃんの料金が無料になります。飼い主さんの料金は必要です。

その他、毎月11日は「ワンワンデー」で、飼い主さんもワンちゃんも無料で入場できます。