
2017-01-12 16:00
その他
ヨークシャーテリアの性格・飼い方を徹底解説!

「動く宝石」と呼ばれるヨークシャーテリアの性格や飼い方、その歴史やお手入れ方法も含め、ヨークシャーテリアを飼う前に知っておきたい情報を解説していきます。ヨークシャーテリアの飼育を検討されている方には、必見の情報満載です。
ヨーキーの愛称で親しまれているヨークシャーテリアは19世紀頃にイギリス・ヨークシャー地方でテリア種の交配により誕生しました。
当時は工場地帯で工員や炭鉱夫の家屋を荒らすネズミを捕獲していたのですが、その被毛の美しさから上流階級の貴婦人から人気を集め、愛玩犬となっていったそうです。
また、正式名称はブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャーテリアという非常に長い名称を持っていたのですが、あまりにも長すぎたため「ヨークシャーテリア」と呼ばれるようになりました。
ヨークシャーテリアの名称に入っている「テリア」。「テリア」には「大地」「地面」「土を掘るもの」という意味があり、テリア種は土に穴を掘って生活している小型動物を追い出し仕留めていたことからこの名前が付けられました。
猟犬として活躍していた背景から、性格は少々興奮しやすく、気性が激しい一面があります。また、群れではなく、単独で行動をしていたので、独立心があり、自己主張が激しく、気が強いというのが特徴です。
ただ、独立心も強い犬種だからといって、お留守番が得意かと言ったら、そういうわけではありません。
ヨークシャーテリアは、気が強く警戒心が強い反面、寂しがり屋で、信頼をしている飼い主さんに対してはとても甘えん坊なので、慣れない環境に置かれることや長時間のお留守番はストレスになってしまいます。
そういった環境が続くと体調を崩してしまうこともあるので、極力そばにいてあげることがベストでしょう。
ヨークシャーテリアのオスは好奇心が旺盛で、甘えん坊な子が多い傾向にあります。人への関心も強いので、すぐに家族の一員として打ち解けることができるでしょう。元気いっぱいの甘えん坊さんなので、お子さんがいる家庭におすすめです。
メスの性格はオスと大きく変わる部分はあまりありませんが、年齢を重ねるごとに落ち着いてきます。落ち着きのある甘えん坊なので、お年寄りや、まだ小さなお子さんがいる家庭向きと言えるでしょう。
しかし、メスには母性本能があり、気性が荒い一面もあります。家族の中では甘えん坊でも、知らない人に対しては家族を守ろうと吠えてしまうこともあります。
メスの方が吠え癖があるわけではありませんが、どちらにせよ、悪気があって吠えているのではないことを理解してあげてください。オスでもメスでも飼い主さんが大好きなことに変わりはありません。
家族以外の誰かと打ち解けるのは苦手で、他の犬とも打ち解けにくいので、多頭飼いはあまりおすすめしません。
とくに同性で同年代だと、関係の上下の差がつきにくいため、ケンカをくり返してしまう心配があります。
子どもから大人になるにつれ性格が変わっていく人間と同様に、ヨークシャーテリアも子犬から成犬になるまで性格が変わっていきます。
ヨークシャーテリアの子犬はとてもエネルギッシュ。好奇心旺盛で何事にも興味を持ち、何より遊んでもらうことが大好きな性格です。
子犬の時期は自分で限度がわからないため、飼い主さんが遊ばせる時間や運動量を決めてあげる必要があります。
なぜなら限度を決めず、ずっと走らせたり遊ばせたりしていると、お留守番のときゲージに入るのを嫌がる原因になり、体調面では低血糖症になってしまう恐れがあるからです。
しかし、それはずっと続くわけではありません。ヨークシャーテリアは賢い犬種なので飼い主さんがしっかり決めてあげることによって、学習し始め、自分の限度も理解してくれるようになります。
ただし、そういった「しつけ」を怠り、可愛いからといって子犬の頃から甘やかしてしまうと、その賢さが悪賢さに変わってしまうことがあるので注意が必要です。
テリア種なのでしつけが大変そうとよく言われますが、そういうわけではありません。
猟犬は元々飼い主の指示に従い仕事をしていたので、信頼している飼い主さんの言うことならばしっかり聞いてくれます。
ただ、甘やかしすぎてしまうと自分がリーダーだと思い、優位な位置に立とうとします。そうならないためには子犬の時期から、飼い主さんがリーダーということをはっきり認識させることが大切です。
かと言って常に叱っていると飼い主さんとの信頼関係を築くことが困難になってしまいます。そうならないために、しっかり「メリハリ」をつけてください。
いけないことをした場合は叱り、言うことを聞いたら褒めてあげる、その繰り返しです。そうしていると自然に物事を理解してくれます。
頑固な一面もありますが、最初にしつけを怠ってしまうと頑固さが増し、どんどんしつけがしづらくなってしまうので、子犬の頃からしつけが必要です。
家族でしつけをする場合は、全員でしつけをしていくことをおすすめします。そうしないと自分がどのポジションかわからなくなり、家族の誰かを自分よりも下に見て、言うことを聞かなくなってしまう恐れがあるからです。
例えば「おすわり」の指示ひとつにしても家族全員の言うことを聞くまで根気よくしつけをしましょう。そうしているうちに自分がいちばん下の立場ということを理解してくれます。
多少頑固な性格ですが、とても賢い犬種なので甘やかしすぎず、しっかりしつけをすれば、最高のパートナーになってくれることでしょう。
ヨークシャーテリアは、シングルコートで直毛の犬種です。ふつうの犬種に比べて少々油っぽくなりがちなので、最低でも月に1回のシャンプーは必要になります。
どちらかと言うと皮膚が弱い犬種なので、シャンプーを選ぶ際には無添加の物を選んであげるといいでしょう。
そしてシャンプーの前に必ずブラッシングをし、シャンプー後も乾かしながら、しっかりとブラッシングをしてあげてください。ヨークシャーテリアは被毛が細く、絡まりやすいので日頃のブラッシングも必要です。
体全体の被毛が伸びてくると同時に足裏の被毛も伸びてきますので、フローリングなどでは滑りやすいです。フローリングで滑ってしまうと脱臼の原因にもなってしまうので、こまめに足裏バリカンをしてあげるといいでしょう。
また、寒さや暑さが苦手な犬種なので、室内で飼うことが大前提になります。夏場はエアコンなどで室内の温度調節をし、お散歩は暑さが和らぐ夕方以降に連れて行ってあげましょう。
冬は暖房などで室内の温度調節をし、お散歩の際は犬服などを着せてあげるなどの寒さ対策が必要になります。
しつけがうまくいかない、ブラッシングが毎日大変・・・でも可愛いわが子のためです。人間の子供と同じで手間がかかればかかるほど可愛くなっていくものです。
犬を飼うということは、その犬の一生を一緒に過ごすということになります。どんな犬を飼うことになっても、それぞれの犬種をしっかり理解してお迎えするようにしましょう。
(画像は写真ACより)
昔は勇敢な猟犬だったヨークシャーテリアの性格

当時は工場地帯で工員や炭鉱夫の家屋を荒らすネズミを捕獲していたのですが、その被毛の美しさから上流階級の貴婦人から人気を集め、愛玩犬となっていったそうです。
また、正式名称はブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャーテリアという非常に長い名称を持っていたのですが、あまりにも長すぎたため「ヨークシャーテリア」と呼ばれるようになりました。
ヨークシャーテリアの名称に入っている「テリア」。「テリア」には「大地」「地面」「土を掘るもの」という意味があり、テリア種は土に穴を掘って生活している小型動物を追い出し仕留めていたことからこの名前が付けられました。
猟犬として活躍していた背景から、性格は少々興奮しやすく、気性が激しい一面があります。また、群れではなく、単独で行動をしていたので、独立心があり、自己主張が激しく、気が強いというのが特徴です。
ただ、独立心も強い犬種だからといって、お留守番が得意かと言ったら、そういうわけではありません。
ヨークシャーテリアは、気が強く警戒心が強い反面、寂しがり屋で、信頼をしている飼い主さんに対してはとても甘えん坊なので、慣れない環境に置かれることや長時間のお留守番はストレスになってしまいます。
そういった環境が続くと体調を崩してしまうこともあるので、極力そばにいてあげることがベストでしょう。
ヨークシャーテリアのオス・メスで性格のちがいは?

メスの性格はオスと大きく変わる部分はあまりありませんが、年齢を重ねるごとに落ち着いてきます。落ち着きのある甘えん坊なので、お年寄りや、まだ小さなお子さんがいる家庭向きと言えるでしょう。
しかし、メスには母性本能があり、気性が荒い一面もあります。家族の中では甘えん坊でも、知らない人に対しては家族を守ろうと吠えてしまうこともあります。
メスの方が吠え癖があるわけではありませんが、どちらにせよ、悪気があって吠えているのではないことを理解してあげてください。オスでもメスでも飼い主さんが大好きなことに変わりはありません。
家族以外の誰かと打ち解けるのは苦手で、他の犬とも打ち解けにくいので、多頭飼いはあまりおすすめしません。
とくに同性で同年代だと、関係の上下の差がつきにくいため、ケンカをくり返してしまう心配があります。
ヨークシャーテリアの子犬の性格は?

ヨークシャーテリアの子犬はとてもエネルギッシュ。好奇心旺盛で何事にも興味を持ち、何より遊んでもらうことが大好きな性格です。
子犬の時期は自分で限度がわからないため、飼い主さんが遊ばせる時間や運動量を決めてあげる必要があります。
なぜなら限度を決めず、ずっと走らせたり遊ばせたりしていると、お留守番のときゲージに入るのを嫌がる原因になり、体調面では低血糖症になってしまう恐れがあるからです。
しかし、それはずっと続くわけではありません。ヨークシャーテリアは賢い犬種なので飼い主さんがしっかり決めてあげることによって、学習し始め、自分の限度も理解してくれるようになります。
ただし、そういった「しつけ」を怠り、可愛いからといって子犬の頃から甘やかしてしまうと、その賢さが悪賢さに変わってしまうことがあるので注意が必要です。
甘やかさないことがコツ!ヨークシャーテリアのしつけ

猟犬は元々飼い主の指示に従い仕事をしていたので、信頼している飼い主さんの言うことならばしっかり聞いてくれます。
ただ、甘やかしすぎてしまうと自分がリーダーだと思い、優位な位置に立とうとします。そうならないためには子犬の時期から、飼い主さんがリーダーということをはっきり認識させることが大切です。
かと言って常に叱っていると飼い主さんとの信頼関係を築くことが困難になってしまいます。そうならないために、しっかり「メリハリ」をつけてください。
いけないことをした場合は叱り、言うことを聞いたら褒めてあげる、その繰り返しです。そうしていると自然に物事を理解してくれます。
頑固な一面もありますが、最初にしつけを怠ってしまうと頑固さが増し、どんどんしつけがしづらくなってしまうので、子犬の頃からしつけが必要です。
家族でしつけをする場合は、全員でしつけをしていくことをおすすめします。そうしないと自分がどのポジションかわからなくなり、家族の誰かを自分よりも下に見て、言うことを聞かなくなってしまう恐れがあるからです。
例えば「おすわり」の指示ひとつにしても家族全員の言うことを聞くまで根気よくしつけをしましょう。そうしているうちに自分がいちばん下の立場ということを理解してくれます。
多少頑固な性格ですが、とても賢い犬種なので甘やかしすぎず、しっかりしつけをすれば、最高のパートナーになってくれることでしょう。
ヨークシャーテリアを飼う上で必要なこと

どちらかと言うと皮膚が弱い犬種なので、シャンプーを選ぶ際には無添加の物を選んであげるといいでしょう。
そしてシャンプーの前に必ずブラッシングをし、シャンプー後も乾かしながら、しっかりとブラッシングをしてあげてください。ヨークシャーテリアは被毛が細く、絡まりやすいので日頃のブラッシングも必要です。
体全体の被毛が伸びてくると同時に足裏の被毛も伸びてきますので、フローリングなどでは滑りやすいです。フローリングで滑ってしまうと脱臼の原因にもなってしまうので、こまめに足裏バリカンをしてあげるといいでしょう。
また、寒さや暑さが苦手な犬種なので、室内で飼うことが大前提になります。夏場はエアコンなどで室内の温度調節をし、お散歩は暑さが和らぐ夕方以降に連れて行ってあげましょう。
冬は暖房などで室内の温度調節をし、お散歩の際は犬服などを着せてあげるなどの寒さ対策が必要になります。
最後に
いかがでしたか?テリア気質が強いヨークシャーテリアですが、とても賢く甘えん坊。お手入れも決して楽ではありませんが、それはどの犬種にも言えることです。しつけがうまくいかない、ブラッシングが毎日大変・・・でも可愛いわが子のためです。人間の子供と同じで手間がかかればかかるほど可愛くなっていくものです。
犬を飼うということは、その犬の一生を一緒に過ごすということになります。どんな犬を飼うことになっても、それぞれの犬種をしっかり理解してお迎えするようにしましょう。
(画像は写真ACより)
関連する記事
-
2025-05-01 10:00
-
2025-05-01 07:00
-
2025-04-28 16:00
-
2025-04-26 07:00
【埼玉県上尾市】「PINPIN Marche -ピンピンマルシェ-」5月3・4日の2日にわたり開催!夕方スタートのナイトマーケット
-
2025-04-24 07:00