
2021-08-02 07:00
その他
愛犬メニューに夏野菜を取り入れよう!NG食材も紹介【ペットと一緒編集部】

夏!暑さ真っ只中で、愛犬ちゃんも暑さから元気がなくなったりしていませんか?
愛犬ちゃんが猛暑の中で元気でいられるような工夫も必要ですね。
季節の旬の食材は、その季節特有の体の不調を改善したり、予防効果を持つものが多くあります。
今が旬の夏野菜は水分や栄養が豊富なので、夏バテ予防にもぜひ食べさせてあげて欲しい食材です。
しかし、ワンコは雑食とはいえ人間とは体の構造が違うため、野菜ならなんでもあげて良いというわけではありません。食べさせると命の危険がある食材もあります。
そこで今回は『愛犬に与えてOKな夏野菜5選』『愛犬に与えるのがNGな食材5選』をご紹介します。
野菜は、与え過ぎやアレルギーなどを考慮した上で、愛犬ちゃんに合ったものを選んであげましょう。
夏野菜には、ワンコにも必要なビタミンなどの栄養素や水分が豊富。
今回は、獣医さんも推奨される夏野菜の中から5種をご紹介します。
○レタス
○かぼちゃ
○スイカ(分類は野菜です)
○きゅうり
○トマト
生であげたり加熱したりして、毎日のフードにトッピングしたりおやつとしてあげてください。
ただし、水分量が多いのであげすぎると下痢になることもあるので、与える量には十分注意しましょう。
愛犬ちゃんにも好みがあるので、食べたがらない場合は無理じいしないでくださいね。
夏が旬のレタスは95%が水分!ですから、生であげて水分補給にもGOOD!
栄養素も多く含まれています。
【レタスの主な栄養素の効能】
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆カルシウム→歯・骨の形成
◆葉酸→蛋白質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成
◆食物繊維→腸内環境改善 便秘の予防・解消
◆ラクチュコピクリン→自律神経を整えリラックス・安眠効果
レタスを生でシャリシャリバリバリ食べるのが好きなワンコも多いですよね。
レタスは夏に食べるにはとても良い野菜です。
しかし微量ながら、ワンコにとっては有毒な『キシリトール』が含有されていたり、消化不良や下痢なども起こすことがあるので、あげすぎは絶対禁物です。小型犬ちゃんで葉1枚くらいが適当量です。
ビタミン・ミネラルなどの栄養も豊富なので、適量摂取すればワンコの健康維持にとても役立ちます。ただし、かぼちゃは必ず加熱してください。
【かぼちゃの栄養素の効能】
◆ビタミンA→細菌や病気から守る 皮膚や粘膜の健康を維持
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆食物繊維→腸内環境改善 便秘の予防・解消
かぼちゃは高カロリー、またビタミンAは過剰に摂取すると中毒にかかりやすい場合もあるので、あげすぎには注意です。フードのトッピングや数切れ程度のおやつとして食べさせてください。
皮は火を通しても消化しにくいので、すりつぶしてあげましょう。
実はワンコは甘い物好き。スイカは甘くて口触りも良いので、大好きなワンコも多いのではないでしょうか。水分が90%以上でミネラルも豊富なのでスポーツドリンクのような効果が。お散歩後の水分補給、熱中症予防にも最適です。
【スイカの主な栄養素の効能】
◆糖分→体のエネルギーとなる
◆ビタミンA→抗酸化作用・病気予防 皮膚や粘膜の健康を維持
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆リコピン→抗酸化作用
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆シトルリン→血液を改善する効果
種と皮は消化しにくいので、あげないようにしてください。面倒でも、種は全部取り除いてあげてくださいね。
水分量が多いので、食べすぎると下痢をすることがありますので気をつけましょう。
生でスティックにしてシャキシャキ食感を楽しめるきゅうり。さほど栄養価は高くないものの、ちゃんと栄養素がありますし、水分補給のサポートともなります。カロリーもあまり高くないので、細かく刻んで他の食材と一緒にスープなどの手作り食に入れてあげると、ダイエットにもなりますね。
【きゅうりの主な栄養素の効能】
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆カリウム→利尿作用
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆カリウム→利尿作用
カリウムは、心臓病、腎臓病の子には悪影響があるとされていますが、おやつなど少量あげるには問題ないようです。
この他、尿路結石症になりやすい成分も含まれていますが、食べすぎなければ大丈夫のようです。
既往歴のある愛犬ちゃんの場合は、獣医さんにご相談ください。
きゅうりも水分量が多いのと、皮の部分は食物繊維が豊富なので消化しにくいため、あげすぎないようにしましょう。
生のスライストマトやミニトマトをおやつにあげるのもあっさりおやつで良いですが、トマトに多く含まれる『リコピン』は小さくカットしたり熱を通すと吸収しやすくなるので、手作りご飯に混ぜてあげるのもいいですね。
【トマトの主な栄養素の効能】
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆リコピン→抗酸化作用
◆カリウム→利尿作用
注意しなくてはならないのは、トマトの葉っぱとお花と茎には『トマチン』という毒素がありますので絶対にあげないでください!!
未熟な緑色のトマトもダメですので、必ず赤い完熟トマトを選んであげてくださいね。
ここからは、絶対に愛犬ちゃんに食べさせてはいけない食材、特に危険な5選をご紹介します。
最近の飼い主さんはご存知の方も多いと思いますが、飼い主さんが見ていない隙に不意に食べられてしまう事故が多いようですので、愛犬ちゃんの届くところにはこのような食材は絶対に置かない、また、ご飯に含まれないか十分にご注意ください。
また、食べてしまった、食べてしまったかもしれないので体調がおかしいという場合は、ご自分で吐かせたりするようなことはせず、直ちに獣医師に電話して指導を受けたり、連れて行って治療を受けましょう。
ワンコは、どんな少量でもねぎ類によって中毒を起こすことがあるので、絶対にあげてはいけません。
玉ねぎ・ニンニクに含まれる『有機チオ硫酸化合物』が、ワンコの赤血球を酸化させて破壊し【溶血性貧血】という大変な状態となります。
重症化すると輸血が必要になることもあり、ひどい時には死亡することもあります。
加熱しても毒性は残りますので、玉ねぎ・ニンニク入りの調理した食品、エキスが溶け出したスープ類は絶対にあげない、届くところに置かないようにしましょう。
ワンコが葡萄やレーズンを食べると中毒症状を起こし、急性腎不全・腎不全となり、ひどい場合には命を落とすことがあります。腎不全となれば、一生人工透析を受けなければならなくなります。
現在の研究結果として、葡萄のどの成分が中毒を起こすのか、そのメカニズムはまだ解明されていないようですが、危険性が高いことは実証されています。
しかし、個体差があるので食べても一見大丈夫な子もいるのですが、それを見て大丈夫とは思わないでください。たった数粒を食べて亡くなった子もいます。
前回は大丈夫だったから今回も安全、あの子は大丈夫だからうちの子も大丈夫、といった保障は絶対にありません。
レーズン入りの菓子パンなども、届くところにおいてはいけません。少しの不注意が愛犬の苦しみにつながることを肝に銘じましょう。
長ネギ、ニラなどに含まれる「アリルプロピルジスルフィド」という成分が、溶血性貧血を引き起こすといわれています。
個体差はありますが、ネギ類は食べてすぐに症状が出ない傾向にあり、2~4日経過してから貧血や、歯茎が白くなる、尿が赤くなるなどの症状が見られることがあります。
長ネギは輸血が必要になる可能性もある危険な食べ物です。
食べてしまったかもしれない、と思ったら早めに獣医師に診てもらう方が良いでしょう。
アボカドには、ワンコにとって非常に毒性の強い『ペルシン』という成分が含まれています。
この成分『ペルシン』について、今のところその詳細は十分に分かっていませんが、動物には危険だということはわかっているようです。
消化器症状や呼吸器症状、アレルギーを引き起こしたり、高脂肪のため膵炎になる危険性もあります。
また、種も危険です。おもちゃとしてはもってこいの形状なので誤飲させないように注意してください。ツルツル滑るので飲み込んでしまって腸閉塞になったり、窒息死する危険があります。
甘くて美味しいお漬物のらっきょうもネギ類ですので、ワンコには危険食材です。
玉ねぎ・ニンニク・ネギ・ニラと同じく、『有機チオ硫酸化物』によって赤血球が破壊され【溶血性貧血症】となる可能性があります。
また、らっきょうなどのねぎ類に含まれる『アリルプロピルジスルフィド』という成分の作用が『有機チオ硫酸化物』の吸収を促進させてしまうと考えられていて、少量でも中毒になりやすく非常に危険です。
もし誤飲してしまった場合、体調の変化、症状が出るのは6~24時間かかるそうですので、たとえ一粒でも食べてしまったことがわかれば直ちに動物病院で処置をしてもらい、中毒成分が身体中に回るのを防いでもらいましょう。
らっきょうは、お箸でつまむとポロッと落としてしまう可能性があります。愛犬ちゃんが食卓周りにいる時はご注意ください!!
愛犬ちゃんが猛暑の中で元気でいられるような工夫も必要ですね。
季節の旬の食材は、その季節特有の体の不調を改善したり、予防効果を持つものが多くあります。
今が旬の夏野菜は水分や栄養が豊富なので、夏バテ予防にもぜひ食べさせてあげて欲しい食材です。
しかし、ワンコは雑食とはいえ人間とは体の構造が違うため、野菜ならなんでもあげて良いというわけではありません。食べさせると命の危険がある食材もあります。
そこで今回は『愛犬に与えてOKな夏野菜5選』『愛犬に与えるのがNGな食材5選』をご紹介します。
野菜は、与え過ぎやアレルギーなどを考慮した上で、愛犬ちゃんに合ったものを選んであげましょう。
愛犬に与えてOKな夏野菜5選

今回は、獣医さんも推奨される夏野菜の中から5種をご紹介します。
○レタス
○かぼちゃ
○スイカ(分類は野菜です)
○きゅうり
○トマト
生であげたり加熱したりして、毎日のフードにトッピングしたりおやつとしてあげてください。
ただし、水分量が多いのであげすぎると下痢になることもあるので、与える量には十分注意しましょう。
愛犬ちゃんにも好みがあるので、食べたがらない場合は無理じいしないでくださいね。

栄養素も多く含まれています。
【レタスの主な栄養素の効能】
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆カルシウム→歯・骨の形成
◆葉酸→蛋白質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成
◆食物繊維→腸内環境改善 便秘の予防・解消
◆ラクチュコピクリン→自律神経を整えリラックス・安眠効果
レタスを生でシャリシャリバリバリ食べるのが好きなワンコも多いですよね。
レタスは夏に食べるにはとても良い野菜です。
しかし微量ながら、ワンコにとっては有毒な『キシリトール』が含有されていたり、消化不良や下痢なども起こすことがあるので、あげすぎは絶対禁物です。小型犬ちゃんで葉1枚くらいが適当量です。

【かぼちゃの栄養素の効能】
◆ビタミンA→細菌や病気から守る 皮膚や粘膜の健康を維持
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆食物繊維→腸内環境改善 便秘の予防・解消
かぼちゃは高カロリー、またビタミンAは過剰に摂取すると中毒にかかりやすい場合もあるので、あげすぎには注意です。フードのトッピングや数切れ程度のおやつとして食べさせてください。
皮は火を通しても消化しにくいので、すりつぶしてあげましょう。

【スイカの主な栄養素の効能】
◆糖分→体のエネルギーとなる
◆ビタミンA→抗酸化作用・病気予防 皮膚や粘膜の健康を維持
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆リコピン→抗酸化作用
◆カリウムなどのミネラル→塩分排出・血圧の上昇を抑える
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆シトルリン→血液を改善する効果
種と皮は消化しにくいので、あげないようにしてください。面倒でも、種は全部取り除いてあげてくださいね。
水分量が多いので、食べすぎると下痢をすることがありますので気をつけましょう。

【きゅうりの主な栄養素の効能】
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆カリウム→利尿作用
◆ビタミンK→骨の形成をサポート
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆カリウム→利尿作用
カリウムは、心臓病、腎臓病の子には悪影響があるとされていますが、おやつなど少量あげるには問題ないようです。
この他、尿路結石症になりやすい成分も含まれていますが、食べすぎなければ大丈夫のようです。
既往歴のある愛犬ちゃんの場合は、獣医さんにご相談ください。
きゅうりも水分量が多いのと、皮の部分は食物繊維が豊富なので消化しにくいため、あげすぎないようにしましょう。

【トマトの主な栄養素の効能】
◆βカロテン→強い抗酸化作用 抗発ガン作用
◆ビタミンC→抗酸化作用・病気予防
◆ビタミンE→抗酸化作用・病気予防
◆リコピン→抗酸化作用
◆カリウム→利尿作用
注意しなくてはならないのは、トマトの葉っぱとお花と茎には『トマチン』という毒素がありますので絶対にあげないでください!!
未熟な緑色のトマトもダメですので、必ず赤い完熟トマトを選んであげてくださいね。
愛犬に与えるのがNGな食材5選

最近の飼い主さんはご存知の方も多いと思いますが、飼い主さんが見ていない隙に不意に食べられてしまう事故が多いようですので、愛犬ちゃんの届くところにはこのような食材は絶対に置かない、また、ご飯に含まれないか十分にご注意ください。
また、食べてしまった、食べてしまったかもしれないので体調がおかしいという場合は、ご自分で吐かせたりするようなことはせず、直ちに獣医師に電話して指導を受けたり、連れて行って治療を受けましょう。

玉ねぎ・ニンニクに含まれる『有機チオ硫酸化合物』が、ワンコの赤血球を酸化させて破壊し【溶血性貧血】という大変な状態となります。
重症化すると輸血が必要になることもあり、ひどい時には死亡することもあります。
加熱しても毒性は残りますので、玉ねぎ・ニンニク入りの調理した食品、エキスが溶け出したスープ類は絶対にあげない、届くところに置かないようにしましょう。

現在の研究結果として、葡萄のどの成分が中毒を起こすのか、そのメカニズムはまだ解明されていないようですが、危険性が高いことは実証されています。
しかし、個体差があるので食べても一見大丈夫な子もいるのですが、それを見て大丈夫とは思わないでください。たった数粒を食べて亡くなった子もいます。
前回は大丈夫だったから今回も安全、あの子は大丈夫だからうちの子も大丈夫、といった保障は絶対にありません。
レーズン入りの菓子パンなども、届くところにおいてはいけません。少しの不注意が愛犬の苦しみにつながることを肝に銘じましょう。

個体差はありますが、ネギ類は食べてすぐに症状が出ない傾向にあり、2~4日経過してから貧血や、歯茎が白くなる、尿が赤くなるなどの症状が見られることがあります。
長ネギは輸血が必要になる可能性もある危険な食べ物です。
食べてしまったかもしれない、と思ったら早めに獣医師に診てもらう方が良いでしょう。

この成分『ペルシン』について、今のところその詳細は十分に分かっていませんが、動物には危険だということはわかっているようです。
消化器症状や呼吸器症状、アレルギーを引き起こしたり、高脂肪のため膵炎になる危険性もあります。
また、種も危険です。おもちゃとしてはもってこいの形状なので誤飲させないように注意してください。ツルツル滑るので飲み込んでしまって腸閉塞になったり、窒息死する危険があります。

玉ねぎ・ニンニク・ネギ・ニラと同じく、『有機チオ硫酸化物』によって赤血球が破壊され【溶血性貧血症】となる可能性があります。
また、らっきょうなどのねぎ類に含まれる『アリルプロピルジスルフィド』という成分の作用が『有機チオ硫酸化物』の吸収を促進させてしまうと考えられていて、少量でも中毒になりやすく非常に危険です。
もし誤飲してしまった場合、体調の変化、症状が出るのは6~24時間かかるそうですので、たとえ一粒でも食べてしまったことがわかれば直ちに動物病院で処置をしてもらい、中毒成分が身体中に回るのを防いでもらいましょう。
らっきょうは、お箸でつまむとポロッと落としてしまう可能性があります。愛犬ちゃんが食卓周りにいる時はご注意ください!!
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