ペットと一緒

名古屋市天白区の閑静な住宅街に20年前から紅茶の専門店として人気の「植田ラティス」を愛犬と訪問しました。

「駐車場からお店まで少し階段があるので、ワンちゃんは気を付けて来て下さいね。」と犬のことを真っ先に気遣って下さったオーナーの奥村さんは、ご自身もご実家で大型犬を飼われていて、犬と人との関係について温かいお考えの持ち主です。
例えば、「紅茶の国イギリスでは、愛犬と飼い主がバスや地下鉄に一緒に乗る風景は普通のことで、様々なシーンで愛犬と一緒に過ごすことは当然と考えられているのに、なぜ日本はそうならないのですか？」と取材中に疑問を投げかけられました。

私も日本が早くペット先進国になってほしいと心から思います。

お店がオープンしたきっかけは、オーナーが東京の広告代理店で仕事をしていた頃に、様々な案件を取り扱う中でとりわけ紅茶に関することがなかなか頭から離れることがなかったそうです。

そして、東京でしていたスピード感のある仕事から、ゆったりとした時間で仕事に打ち込める地元名古屋での紅茶の仕事に自然な流れでシフトしたそうです。
お店までは、駐車場から煉瓦作りの階段を上ると右側にお庭が広がっていて、モッコウバラの蔓棚をくぐり抜けると入口です。入口で靴を脱いで、くつろげるスタイルです。「ラティス」では、愛犬と一緒にテラスまたはお庭でお茶をすることができます。
オーナーは「ワンちゃん連れを特別だとは思わないし、逆に特別なサービスがあるわけではないの。」と笑って話され、「お散歩中に寄り道してお茶を飲んだり、気負いなく来店して自由にのんびりと過ごしてほしいです。」と話して下さいました。
数十種類の茶葉が並んでいます。お好きなティーポットとティーカップを選べます。
紅茶の専門店「ラティス」は、常にベストクオリティーの紅茶を提供するため、毎シーズン品質の高い紅茶を生産する農園を選定し、仕入れを行っているそうです。

また、大手の紅茶メーカーのように大量の茶葉を仕入れてブレンドして販売するのではなく、「Single Origin(シングルオリジン)＝単一産地」に強いこだわりを持ち、誇りを持って茶葉を作る生産者の名前を守り、茶園の味をそのまま届けることをポリシーとしているそうです。

20年前に紅茶専門店として「ラティス」をオープンさせた頃の名古屋は、紅茶よりもコーヒーのほうが主流だったそうで、紅茶に馴染んで頂きたいという気持ちから、紅茶の美味しい入れ方を教える教室を開くなど、名古屋に紅茶文化を広めるべく活動されたそうです。

今では、お店の一番人気のメニューは「アフタヌーンティー」だそうですから、紅茶を飲みながら過ごす文化は浸透したと言えるかもしれません。
メニューです。悩んだらスタッフに相談して茶葉を選ぶこともできます。
本日のおすすめの紅茶（600円）はスタッフに聞いてください。また、10：00～11：30に来店されたお客様には、自家製のスコーンがサービスされます。


私は、テラス席でスウィートセットを頂きました。紅茶は相談して、カロリナ茶園のディンブラをミルクティーで頂きました。美味しいスイーツに味わい深い紅茶を頂いて、優雅な気持ちになりました。
外のテラスはモッコウバラの緑が目に優しく、美しい蔓や葉が風になびいて5月ならではの心地よさを感じました。
お庭はワンちゃんにも嬉しい芝生で、季節のお花も咲いていました。私の相棒犬は自分の庭のようにはしゃいでました。
お店の取材を記念してFacebook「ペットと一緒」の「ラティス」の記事をシェアしてくださった方の中から抽選で5名様に茶葉のプチギフトをプレゼントします。どんどシェアしてくださいね！


【テラス・ガーデン利用の条件確認】
1.トイレのしつけ：　必須
2.予防接種：　必須
3.無駄吠えのしつけ：　必須
4.ヒート（発情中）の利用：　不可
5.キャリーバッグの使用：　不要
6.リードの使用：　必須
7.カフェマット持参：　不要
8.イスの上を利用：　カフェマットで可
アイアン椅子のためカフェマットを使ったほうが
ワンちゃんにとって安全です。
9.大型犬の利用：　可
10.中型犬の利用：　可
11.犬服の使用：　不要
12.食器の持参：　不要　
ワンちゃん用の飲食物の持ち込みOKです。
13.ドギーバッグの利用：　不可

駐車場からお店まで少し階段があるので、ワンちゃんが
自分で上がって来るか、飼い主さんが抱っこして来て下さい。